2013年1月25日金曜日

欲しくても手に入らないライカのレンズ

このライカレンズは新品で111万3千円です。もちろん金銭的に買えません。
宝くじが当たる等、金銭的な問題をクリアしても買えないのが現状です。日本のお金持ちがライカ銀座のウエイティングリストに名前を連ねてますが入手までに半年以上かかる事態となってます。

こちらはこのレンズの祖先とも言える、ノクチルクス50/1.2です。ドイツの人が「非球面レンズを手で磨いて作った」という神話のレンズです。
2010年の中古カメラフェアで68万円で出品されていたものですが、2012年の暮れには200万近い相場になってしまってます。
借金してでも買っとけばよかった、、、、。


中国です。
すべて中国の人に買われまくっているために、新品は入手困難、
中古は高騰しちゃってるのです。

数年前から、中古カメラ店で中国人バイヤーをよく見かけるようになりました。彼らは携帯を片手にショーウインドウに貼り付くように品定めをして店員を呼びつけ「あれ」「これ」「それも」「あそこの棚全部」とマイケルジャクソン並の「指差し買い」を披露してました。

近い将来、新品中古に拘らず「ライカ」と名前のつく物は
すべて中国に行ってしまいそうな勢いです。
十年前に米国のライカマニア達が「程度の良いライカは全部日本人が買い漁って行った」と嘆いていたのを思い出します。盛者必衰の如くです。

幸いUMEには山内一豊の妻がいるので「UME生誕50周年プレゼント」として「Mモノクロームは確かに価値ある1台です。買っちゃいましょう!」となりましたが(プレゼントなのか後から支払わされるのか未だ不明です。今年は妻のご機嫌とり続ける1年にしたいと考えてます。)これからは「買おうか買うまいか迷う」時間なんてどんどん無くなって来ます。

まあ1本100万円オーバーの「標準レンズ」なんて買える訳はありませんが、このレンズの立体感は欲しいです。

ところがさすが技術大国日本、長野の会社がこれに近い性能の商品を10万円ちょいで販売してます。フォクトレンダーノクトン50mmf1.1という名前の通り、ライカのf0.95に対してf1.1とスペックは劣りますが、10倍の値段さほどの違いは無いのでこれで充分です。
というわけで、一昨日注文して昨日到着しました!

別売りのフードは入荷待ちだったのでヤフオクで「新同品」を定価の7掛けで落札です。フードはガンガンぶつけるので中古のほうが使いやすいです。

とりあえず「なんとなく金運が良くなるサボテンby妻」を撮影してみます。(周辺光量はフォトショで落としてあります)

サファイアさんに投げたオモチャをパンチする絵です。いい感じです。お仕事の人物撮影にもガンガンと使えそうです。長野の会社、さすがだなあ。(実はライカ製のレンズもエレメントを製造しているのは長野の某所なんて噂も真実味が高いですね)



2 件のコメント:

  1. え~っと、ふと思い出したのですが、
    あの「マミヤ」とか「ヤシカ」とかいうメーカーは今どうなってるんでしょうね?
    「間宮歯科」、なんてことはないか・・・。

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    1. マミヤは釣り用具屋のオリンピックとくっついたり別れたりして消滅寸前まで行きましたが、プロ用のデジタルカメラで少し落ち着いたようです。ヤシカは京セラに吸収され、京セラがカメラ事業から撤退したため「ヤシカ」の名前だけ中華系企業に買われました。それにしてもヤシカはともかくマミヤを思い出すなんて、ハリーさんマニアックですね!もしかしたらマミヤシカの前フリですか?(^ω^)

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