2020年12月12日土曜日

上野駅構内の絶品な蕎麦屋、蕎香にて「とろろせいろ特盛」を久しぶりに堪能しました

このブログに何度も登場している上野駅の蕎麦屋ですが

コロナでなかなか食べる機会がありませんでした。

たまたま今週はJR上野駅を経由するお仕事が2回あったので

2回とも行ってきました。


もちろんオーダーは「冷やしとろろせいろ」です。

 

あれ?若干の値上がりが?

もちろん値段に合った美味しさなので問題ありません。

あとからセイロを1枚追加する方式と、

最初からセイロ2枚分が入った「特盛」方式があるのですが

今回は「特盛方式」です。

ぱっと見で少し蕎麦が密な程度に見えますが、


実際は上げ底ならぬ「下げ底」となってまして
ここの美味しい蕎麦が堪能できます。

蕎麦が絶品なのはもちろんですが、
ここのとろろもそれに負けないくらいの
きめ細かな滑らかさなので他のメニューが
選べません。とろろせいろ一択になっちゃいます。


もちろん、かき揚げそばや鴨そばも
ラインナップしてます。
いつかは試してみたいものです。

そういえば上野駅公園口が移動してました。
いつのまに、、、ちょっと驚きです。

新駅舎の2Fには台湾スイーツ店や抹茶カフェ、
チーズ関連の店などがすでに完成し、営業してました。
たぶん行く機会はゼロだと思いますが。

旧駅舎も大規模な工事となっており、何よりも
ここの前の道が車で通り抜け出来ないようになりました。
100円バス「めぐりん」が不便に?


「上野の西郷は何をみてる?ヨドバシカメラのパンダを見てる」
と言われて久しい上野ヨドバシカメラのパンダですが


パンダ、消えちゃいました。寂しいなぁ。
中国に返還となるシャンシャンに関係してるのでしょうか。











2020年12月11日金曜日

謎多きKEIKI KAMAKA 幻のカマカジャパン 

 ウクレレネタといえば、先日購入したカマカのウクレレも少し。

カマカと言ってもKeiki KAMAKAです。

ソプラノサイズ、艶ありゴールドラベルで

ハワイアンハンドメイドの文字が入っているタイプなのですが

「keikiは一部が日本製」「いや全部日本製」

「ハワイアンハンドメイドが入ってるのはハワイ製」

「んなことはない。全部日本製、茨城産」

などと謎の多い「カマカ ジャパン」が関係した

ウクレレです。1963年から5~6年だけ作られたウクレレ で

KAMAKAではなく、こちらを探しているマニアも

少数ですがいらっしゃるようです。


モデル名はKK13だと思うのですが、

このステッカー以外にモデル名を表すような

刻印や書き込みなどはありません。


状態は、50年以上前のウクレレということを考えれば
ミントコンディションと言っても過言では無いかも
知れないというのはちょっと言い過ぎってほどでもないです。

角のスレなどはありますが、傷らしい傷が無い楽器は
我が家ではこれだけですね。

ウクレレは前回のLOW-G化以外は
この弦に統一してます。



3弦(C弦)だけが酷いフレット音痴(で「なんじゃこりゃ」と
悩んだ結果、ナットに入れなくて浮いている状態でした。

前のオーナーはミディアムゲージを張っていたようですが
フレット音痴解消のため、ライトゲージを張ってみました。

ビンテージウクレレにカーボン弦を使用する場合は
テンションを弱いものを使用しないと
ブリッジが剥がれるという恐ろしいことになりかねません。

結果、大正解です。見事なくらい正確な音程となりました。
やはり日本製(?)は優秀ですね。


黒くコーティングでもしたのかと思ったほど
黒化したフレットを、丁寧に磨いていきます。

1200番のペーパーですり減らないように優しく優しく。
そのあとは目を細かくしながら仕上げていきます。

仕上げにダダリオのレモンオイルを指板にたっぷり
染み込ませます。(写真は作業途中のビフォーアフターです)
あとは乾くのを待って、弦を張って完成です。

Keiki (ハワイの言葉で子供を意味するそうです)とはいえ
サイズ的には普通のソプラノサイズですし、
音質も乾燥しながら甘い音とでもいうのでしょうか。

寝坊した休日のお昼に、部屋着のままベランダで
ポロポロと鳴らすのに最適な音を
小さなボディに似合わない音量で鳴ってくれます。

ただ、ソプラノを綺麗に鳴らすにはダイエット必須です。
そうなんです、
デブは指まで太るのですよ。

























2020年12月2日水曜日

ウクレレを釣糸を使ってローGチューニング

 ウクレレの弦と釣り糸が同じものという話を
小耳に挟み、それじゃ一度はやってみたい
ウクレレ のローG化にチャレンジです。

今回、Amazonで購入したのはこちらです。
ウクレレに使うのは70cm程度なので、
25mですからローGチューンの4弦に関しては
「一生困らないだけの量」を買ったことになります。

DUEL(デュエル) フロロライン 30号鮪力25m クリアー カセ巻


漁業者・プロ用ですがウクレレ対応とは書いてありません。
当たり前ですが。もちろん自己責任となります。
そして、弦(というか釣り糸)の色はクリアしか
選択できなかったのですが、クリアと言っても
「水中で目立ちにくいステルスクリア」だそうです。


今回、実験に協力してくれるのは
忘れるくらい前にお茶の水のウクレレ ショップで
買ったテナーサイズのウクレレです。

1万6千円の入門用でしたが、フロロカーボンの
黒弦を張ったところ、化けました。めっちゃ好みの音です。
(もちろん正式なウクレレ用の弦です)

無理に喩えて言うならば、若干オーバードライブさせたベースに
MXRのダイナコンプを強めに効かせたような
猫の喉をゴロゴロ鳴らしているようなサウンドが
ウクレレ で楽しめるのです。なんのこっちゃ。


たぶんチャイナ製だった気がしますが
Lehoというメーカーのものです。

トップもサイドもバックも全部マホガニーで
甘く気怠い音がします。なので
コードでジャカジャカというよりも
親指でポロンポロンと弾くのにあってますね。

だからこそローGにしてみたかったのです。

問題は、このブリッジというかテールピースが
ローGのテンションを受け止められるかに
かかってます。剥がれないかなぁ。

こうやって、くるっと回して、、、


毎回、弦の通し方を忘れるので大きく撮っておきます。
それにしてもフロロカーボンの弦とか
ウクレレベースのゴムゴム弦とか
交換時期が不明すぎます。

焼肉屋のホルモンを飲み込むタイミングと
おなじくらい不明ですね。


とりあえず張れました。

鳴らしてみると、きちんと鳴ります。
ローGチューニングにすると
ギターの6弦5弦を抜いた感じになりますので
ギターが弾ける人だと違和感少なくウクレレが弾けちゃいます。

ただ、音的にノーマルチューニングで慣れているので
少年合唱団4人が歌っている場面でひとりだけ
声変わりが始まったような違和感があります。

ハワイアンよりもボサノヴァ向きですね。
牧伸二よりもジルベルトさんです。

ナットはほんの少しだけ拡げてあります。
思ったよりもテンションが弱く、
ネックやテールピースにもほとんど負担には
なっていないと思われます。

ペンギンカフェオーケストラの大好きな曲、エア・ア・ダンサーの
響きの秘密はこのチューニングでしょうか。
響き方がとても似ています。

まさか釣糸を流用したわけでは無いでしょうが。