2014年12月31日水曜日

最後の安請け合い。

とても年末、というか今年最後の日という実感を
持たないままに来年になりそうです。

それでも昨日は「世間のみなさんは和食が続くから、
与兵衛はガラガラだろう」と読んで華屋与兵衛に
行ってきました。ガラガラでした。

食事が終わる頃にふと、テーブルの上の
「今月お誕生日の方は店員にお声をお掛けください」と
ありましたので、恥ずかしながら
「今月誕生日なんですけど、、、」と言うと


とてもスペシャルなデザートをプレゼントして
いただきました。嬉しく美味しく頂きましたが
見た目的には母の前に供えたくなるような、、、、
とはいえなんにせよ、うれしいものです。(^_^)

そういえば、マイフェバリットラーメンの中野青葉が
ミシュランガイドに掲載されたとかで、中野本店は混んでるようです。

最近はフジヤカメラにも行かなくなったので
青葉本店もご無沙汰です。

しかし、北千住マルイの上にもありますし、
耐震工事で休業していた御徒町店も場所を少しだけ移動して
営業再開!しかもまだ再開したばかりなので
空いてるという恩恵付きです。
ミシュランガイドには批判的なUMEでしたが
中野の青葉を選ぶとは、なかなかのものです。

東京駅kitteの回転寿しはただでさえ混んでるので
ここは載せないで欲しいものです。

さて、まくらがながくなりましたが
母が亡くなる1週間前の最後の見舞い時に
(といっても見舞いと言うよりも輸血パック使用同意書に
署名をしに行っただけなんでしたが)
「引っ越しで写真が沢山あって困っててねえ」と言われ
「そんなの、全部スキャンしてiPadやパソコンで
見られるようにしてあげるよ。DVD1枚に収まっちゃうよ!」
なんて「つい」言ってしまい、
「じゃあお願いするわ。」などと言われたまま、、、、

なので母の最後の息子への依頼は写真の電子化でした。

しかし、、、
写真に写されるのが大好きだった母の写真、、、
量が半端ないです。(´;ω;`)


懐かしのラッキーさん写真も沢山出てきたので
楽しい作業ではあるのですが、大杉です。
まあ、最後のお願いくらい、なんとか
しないといけませんね。

以前、アルバム1冊をスキャンして軽く調整して
1万円で商売になるかな?なんて考えてましたが
クォリティを気にしなければカメラのキタムラとかで
数千円からやってくれるようです。

それでも母の写真全部だと、
二桁万円ですむかどうか、、、

とりあえず「自家スキャン」で少しづつ、、、。








2014年12月29日月曜日

喪中にフラダンス。(踊りませんが)

初めての喪中なので、何をして良いのか
いけないのか手探り状態なUMEです。

服喪に関しても宗派によって色々と違いがあるようですが
まあ、年内はおとなしくしておせちも食べない程度で
すでに届いている「プレイステーション4メタルスライムエディション」も
来年になってから開梱予定です。

また、母の友人である日本フラダンス界の重鎮、まりあさんが
はるばる多摩の外れの会場まで、通夜/告別式の両日に
足を運んでくださって、告別式には友人代表として
お言葉をいただきました。

その言葉が素晴らしく、心にストーンと落っこちてきて
実感もなくオロオロしていたUMEの目に涙が、、、。
危なく人前で号泣寸前でした。Σ(; ̄◇ ̄)σ

そのまりあさんが母を招待してくださってたコンサートに
「喪中なのにいいのかなぁ」と感じながらも
「せっかくなんだから行きましょ!」と
聖蹟桜ヶ丘を代表する美女に連れられて行ってきました。

母の写真を持ち、母の遺品のサングラスである
カザールの9シリーズをかけて「母にもまりあさんを見せてやろう」という
とっても親孝行なスタイルの鑑賞でしたので
舞台からみたら、「人相の悪い客がいるなあ」と
思われてしまったに違いありません。





ハワイに行ったときくらいしか観ることは
ありませんでしたが、
色々なアーティストが入れ替わり立ち替わりで
(女子大のフラダンス部も!)
7時間以上も飽きることなく楽しませていただきました。
う〜ん、会場内に吹いているハワイの風に乗って
そのままワイキキに行きたくなっちゃいますね。
それにしても、母はどこでこんな素敵な人と
お友達になれたんでしょう?いつかまりあさんに
直接聞いてみたいですね。

あ、だいぶ前に「ロデオボーイ」貰ったお礼も
そのときに言わなきゃ、、、、(; ^ω^)





2014年12月17日水曜日

こういう気分の時は「ぐるぐるボケレンズ」

ぐるぐるボケのレンズとは、、、
中心部分はまともに描写しながら、
周辺は渦を巻いたようにボケるレンズです。

「気分が普通じゃない時には描写が普通じゃないレンズを」
ということで、葬儀に持参したのがこの組み合わせです。

オリンパスペンEP2に中国製の25mmf1.4Cマウントレンズです。
マイクロフォーサーズに使用なので35mm換算だと
50mmf1.4の標準レンズ感覚ですね。

そしてこのレンズ、新品なのに5千円しないんです。
監視カメラ用か何か知りませんが、
素晴らしいコストパフォーマンスです。

このように、中心以外はぐるぐるしてます。

まともなレンズでは絶対に出せないボケ味、
というか、こんなボケ味だったら不良品として
検品の時点で廃棄されちゃいます。

車は止まっているのに、地面の方が走ってるように
回転して見えます。


周辺がいい加減というか、雑な描写のおかげで
中央の主役が目立つ効果があります。

しばらくのあいだは、このレンズでしっとりと
センチメンタルフォトグラファーな予定です。






2014年12月13日土曜日

初めての喪主

母 早智子が12月6日に77歳で永眠いたしました
新年のご祝辞を申し上げるべきでございますが
喪中につき勝手ながら欠礼させていただきます。


けっこう突然でして、何の準備をする間もなく
サラッとカッコよく逝かれてしまったので
いきなり本番で右往左往な喪主でした


通夜も告別式も人様のお手伝いに
頼りきりでしたが無事に終了しました。

あとは覆面&包丁持参でどこの銀行に行って
葬儀費用を工面するかだけです。

母の残された財布にあった年末ジャンボ(ミニ)が
当たると更にカッコイイのですが。















2014年12月3日水曜日

大昔のNo. 2C Autographic Kodak JuniorをSONY α7用に改造

ひょんなことからコダックの蛇腹カメラ
No. 2C Autographic Kodak Junior(たぶん1918年製)を
入手しました。カメラコレクターではないので
撮影してみたくてしょうがありません。

しかし使用フィルムがA130という見たことも聞いたこともない
古い規格のもので、見慣れたブローニフィルムの2割増な大きさです。
装着されている「標準レンズ」も140mmf7.7という
4X5クラスの設定です。

フィルムが絶滅しているならしょうがありません。
デジタル化です。

できました。レンズだけを頂戴するような
無作法な真似は避け、裏蓋をアルミ板で
製作して丸穴をあけてNEXアダプター装着です。
本来の裏蓋に丸穴を開けるのが簡単なのですが、
文化財を破壊する罪悪感に勝てず、自作となりました。

後ろから見ると、お爺さんの背中を流す孫てきな
微笑ましい姿に見えなくもないです。
え?見えない??

ピントは蛇腹の伸縮式なので
無限からマクロまで行けちゃいます。

100年近く昔のレンズとは思えないシャープさです。
もちろん、絞り開放にすると「現代のレンズ」の
足元にも及ばない「まろやか〜な」描写になりますが
それもまたビンテージの味わいということで
許しちゃいます。

マクロ的な使い方も「やる気になれば」可能です。


動きのある被写体も、止まってくれれば大丈夫。


そうそう、じっとしててね。


柔らかく優しいボケ味なので、
奥にいるのが黒猫だということも判別できます。


止まってさえくれればこちらもプロです。
神懸かり的なピント合わせで速射です。


ただ、相手がじっとしていないと、、、、
ブレボケアレのオンパレードとなります。


やはり静物写真向きですね(^_^;)
植物の質感も、カラーフィルム発明前の時代の
レンズであることを忘れる発色に驚きます。


それにしてもこのカメラを持って歩いてると
何故か野良猫が「撮ってよ。」と出てきます。

本体は木で出来てますが、もしかしてマタタビの木から
作られたのでしょうか??