2021年6月23日水曜日

ハーレー純正 ハンドルバー時計 75042-03黒い方も修理。これも秒針無くなる。

 

先日修理を終えた白文字盤は
無事にハンドルに戻せました。
秒針はありませんが、どちらにせよ
ダイナ特有の「ラバーマウントの振動」によって
秒針など見られないので問題ありません。

実は先日の白い文字盤の修理作業時に
黒い文字盤のほうのムーブメントを
オーダーしていたのが到着しました。

ミヨタの#2036です。
お値段は780円に送料200円で1,000円以下です。
しかも税込で電池付属!

中身はこんな感じです。
今回は使いませんが、巻き芯やショートパーツも
付属しているので部品を無くしても安心です。

さっそく作業です。
まるで心臓移植手術のドクターになった
気がします。ヤブですが。

前回は秒針が針を抜いた瞬間に
消えてしまいましたので、今回は
細心の注意を払いながら針を抜きます。

無事に抜けました。
経験こそ力なり!

こうなるとキャリパー交換なんてスイスイです。
巻芯抜いてちゃっちゃと交換し
巻芯を戻します。

そして針を戻せばほぼ完了なのですが、

秒針を曲げてしまいました。
針押さえ工具のサイズをいい加減に使用したので
ぐんにゃりと。
そうなんです。前回の作業で「秒針の取付作業」が
無かったために、ぶっつけ本番となったのが災いしました。

これを正確に真っ直ぐにするのは
馬鹿にできないほどの時間がかかるので
これは時間がある時にゆっくりと。

とりあえず秒針無しのまま組み立てます。
いや、秒針なんて無くてもべつに、、、、


無事に動いてます。よかった。

高級時計ブランドのオーバーホールでも機械式はともかく
クォーツだとムーブメントを丸ごと交換するのが普通です。

中身はスイス製のETAや日本製のMIYOTA シチズンなどが
多いのですが、御徒町の時計修理工具屋さんでメーカー名と
品番を告げると「あるよ〜」と裏から出してきてくれます。

その値段はほとんどが千円以下。スイス(?)のETA社のものでも
2千円とかで購入できるのが多いです。秒針の有無を気にしない方は
ぜひご自身でオーバーホールを!

いえ、それほどお勧めしません。


















0 件のコメント:

コメントを投稿