2022年3月3日木曜日

1930年アストロベルリン パンタッカー50mmのf2.3は本当に所有していて良いのだろうか

 

アストロベルリンのパンタッカーを久しぶりに
防湿庫から引っ張り出しました。

こんな希少な銘レンズを防湿庫に眠らせているのは
犯罪行為とも言えそうなので、メルカリやヤフオクで
「本当に欲して使ってくれる人」に譲るべきかと思うのですが
手放したら2度と戻ってこないのがわかっているために
躊躇してしまいます。

本来は動画撮影でこそ、その個性的な魅力を存分に
発揮できるのでしょうが、所有者のスペックが足りません。


シリアルナンバーが1000番台なので1930年前後の
ものかと思われます。ナチスドイツ?

背景が油絵の様にドロッと溶け込んだり
ほんとうに個性的なボケをみせてくれます。
ケンコーのTマウントアダプターを使って強引に
SONY Eマウント化したのでここまで繰り出して
ようやく無限大となります。

回転式の鏡胴前部をぐるぐる回転させ、
外れてしまう寸前で接写をすると
けっこうなところまで寄れます。
気をつけないと、スルッと落っこちてしまいますが。

このようなクローズアップまで行けますし
浮かび上がる様な描写力も衰え知らずです。

フルサイズの7R IVにつけると
もちろん開放でも蹴られます。
APS-Cでは蹴られませんね。
これが開放での蹴られです。APS設定で使うのも
良いですがこのまま正方形にトリミングするほうが独特な
「上品で滑らかなぐるぐるボケ」を活かすのもアリですね。














0 件のコメント:

コメントを投稿