最初は左太腿の違和感だけでした。
皮膚の表面がほんの僅かに痺れているような
不思議な感覚です。
翌日には「麻酔をかけたような痺れ」と共に
赤い虫刺されのような丸いものが3点くらい出来て
同時に背中の左側にもざらつく部分が。
気になるので相方に相談すると、「これはもしかしたら帯状疱疹かもしれません。
皮膚科の先生に見てもらった方が良いですよ」と。
翌日飛び込みで皮膚科を受診する頃には、痛みが出始めていました。
そして受診すると「帯状疱疹」で間違いないことを告げられ
冊子と痛み止めと塗り薬を処方されます。
そして3日後に再診に来るように言われました。
「確かに痛いけど薬を飲むほど大袈裟な痛みでは無いなぁ」と
この時までは平和そのものでした。
それから数時間後、いきなりの激痛にのたうち回ることになります。
「この世で一番痛いのは、上の前歯に麻酔を打つこと」と
ずっと思ってましたが、あっというまにそれは塗り替えられます。
まさに生き地獄の痛み。
生まれてきてすみませんクラスの痛み。
大の大人、いや特大の大人が目に涙を浮かべ、
少し動いては蹲って唸るの繰り返しです。
処方された痛み止めでは効果が薄いので
途中から愛飲(?)しているロキソニンプレミアムに
切り替え、なんとか動けるようになりました。
ようやく再診の日を迎え、医師に激痛で薬が効かないことと
痒みが出始めたことを説明し、強い薬を処方してもらい、
入眠時の補佐となる薬や漢方薬まであわせて処方してくれます。
そしてそれからも激痛は何日も持続し、
この世にこんな恐ろしい病があったとはと驚きながらも
ネットで帯状疱疹とは何かを調べ始めました。
「3人に1人は80歳までに罹患する」
「痛みは神経痛に変わることもあり、そうなると何年も痛む」
「50を過ぎるとワクチンが打てる」
「醜い跡が残る場合もある」
と恐ろしい情報だけが目に止まります。
ん?50歳を過ぎるとワクチンが打てる?なんじゃそりゃ。
1回ワクチンを打つと10年以上効果持続?なんじゃそりゃ。
聞いてないよ、誰か教えてよ〜
うちには一応資格をもった薬剤師がいるのに。
そして発症から20日経った現在、痛みは少し緩くなったのと
引き換えに酷い痒みが出て、表面を掻くとそこの奥の神経に
激痛が走るという地獄を味わってます。
そしてワクチンを知っていたら、この地獄から逃れられたのかと
考えると悔しくて悔しくて。
そんなサンプルを身近に見ている相方薬剤師は
皮膚科に電話して、ワクチンを打ってもらって来ました。
なんじゃそりゃ〜(TдT)
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