ミノルタの歴史の中でも銘レンズと謳われた
M-ROKKOR28mmは使ってみたい1本でした。
ライカマウントの距離計連動式カメラCLE用に開発された
そのレンズは国産レンズとは異質の高評価で
中古価格も一時期高騰してました。
ただ、このレンズ特有の持病とも言える
レンズ裏側の水滴状の劣化を発症する
個体がほとんどで、あっというまに価値が暴落し
現在に至ります。それでも3万円オーバーは
当たり前と言う相場なのですが。
そんな折に、某個人売買サイトにて
「カビあり、バルサム切れあり、
しかも謎の穴あり」というジャンクレンズを
血迷って購入しました。
なぜジャンクなレンズを血迷って購入したのかというと
この「謎の穴」こそが血迷った購入の決め手でした。
水滴状にレンズ内が劣化し、
カシメてあるレンズ群を分解できないために
カシメを力づくで外すとかなりの確率でレンズが割れるため
修理不能という残念レンズとして有名なのですが
「だったらカシメの金属に穴を開けて綿棒突っ込んで
拭いたらいいんじゃね?」という手荒い手法が
近年発見されたと言うのを耳にしていました。
まさにこの謎の穴こそ「その荒療治あと」に
間違い無いかと判断したのです。
2万円と言う安いとも安く無いとも言える値段で
購入したのですが、フードは付属せず。
これまた別に4千円にてフードを落札しました。
これだったら6万円のチャイナレンズを買った方が
良かったかもと、そのあたりで気がついたのですが。
到着したレンズを見ると、ぱっと見は綺麗なのですが
(写真の表面にモヤモヤしてるのは青空スタジオが故の秋の雲です)
中玉にしっかりとカビや曇りが、、、orz
穴が開いているからきれいにカビを拭けたのかと
考えた自分が間違ってました。
血迷ってました。
さらに分解して調べてみると、その穴も
レベルの低い素人仕事で酷いものでした。
ポンチを使わずいきなりドリったのでしょう
思いっきり左に滑った深い傷があり
ドリル穴も綿棒を突っ込めるほどの
大穴が二つ。しかも左右対称で無い位置に
空いてます。あり得ない素人作業、、、。
ジャンク扱いというよりも部品取り、
研究用なのを承知してでの購入なので
返品なんてできません。
やられた〜というかやっちまった〜
血迷った〜
こりゃ2万円をドブに捨てましたね。
あまりにも悔しいのでMモノクロームにつけて
有楽町の国際フォーラムへテスト撮影に行きました。
まあ、C&Cのカツカレーを食べに行ったツイデではありますが。
あれ?まあまあ写る。
周辺光量の落ち方も自然で好ましいかも。
ちょっとコントラストが低いのは
今のレンズの高コントラスト傾向を考えると
逆に嬉しいかもしれません。
白黒印画紙で言うところの4号調子がほとんどのなか、
このレンズは2号調子が表現できます。
これはポートレートでは大変ありがたいのですね。
もちろん高コントラストのdaido的表現も
Lightroomさえあれば問題ありません。
質感もきれいに表現してくれます。
もともとが銘レンズなので解像感や収差も
もちろん問題ありません。
ま、いいかと。これはこれで使えるレンズだなぁと。
すこしだけ前を向いて歩いていける気がします。
とはいえ、実際はこんなふうに使うので
どんなレンズでも問題は無い気がしますが^^;
さすがのコロナでガラーンとしてますね。
ここまで何も無い国際フォーラムは
滅多に見られません。
さて、ジャンクレンズのテスト撮影よりも
こちらのほうがメインです。
マイスィートハートなC&Cです。
数ヶ月ぶりで嬉しすぎて
福神漬けを取りすぎました。
カツカレーを辛口で、ソフトエッグを
トッピングというスタイルは20年くらい続いてます。
浮気ゼロなため、新商品など一切食べたことありません。
それもどうかと思いますが。
今回は、ステイホームでもC&Cが食べられるように
レトルトを5箱買ってきました。
マイルドしか食べられない相方用の
黄色いカレーが1個多いところに愛を感じてくださいね。
これが5箱(5食分)で税込1200円は安過ぎると思います。
経営母体である京王電鉄の良心と言われる所以な値段ですね。
2022年6月の賞味期限なので、保存食としても
是非おすすめです!
福神漬をカツの左側にもぜひ。カレーの黄と福神漬の赤。福神漬でカレーを食べるのが好きです。
返信削除ラッキョウよりも福神漬けですよね。相方はラッキョウ派なのですが。
返信削除オレ、ラッキョ苦手なんすよね。カレーには何と言っても福神漬けです!!安くて美味しいカレーが食べたくなって来ましたよ。
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