いままでFD- NEXアダプターでどうしても使えなかった
「FLレンズ」を装着する方法を海外のサイトで発見し
(アダプターの絞り連動レバーを折る方法)で
CanonのFL58mmf1.2 を装着しました!
このレンズはジャジャ馬クセ玉として有名で
素材にトリウムガラスを使用したことから
「放射能レンズ」と揶揄されたりしてます。
中古価格も捨て値に近いレンズですね。
しかしこの改造したニューワーのアダプター、装着がキツイ。
回転ロックリングが少ししか回りません。
まあ、この状態で落下はしないようなので
テスト撮影に出かけます。
α7sにつけて近場の公園にお出かけします。
そこにある名も無きオブジェ、いや名前はあると
思いますがみんなが「J」と呼ぶ像を撮りに行きました。
さて、撮影するぞとカメラを構えると元気なガキンチョくんが
駆け寄り、フレームインされたので順番待ちです。
最近はガキンチョを親に無断で取ると通報されます。
木村伊兵衛や土門拳は今だったらなにも撮れませんね。
ガキンチョくんが飽きたらしいので
順番が回ってきました。早速撮影です。
おぉ、質感描写が素晴らしい!
こんなに高コントラストに現像しても
表面がヌメってますね。
「男を撮るならニコン、女を撮るならCanon」と
言われてたのを思い出しました。
近所の大人たちに森元首相像と呼ばれる
可哀想なお猿さんの像です。
後ろのボケがグルグルと渦を巻くような
クラシカルなボケ味がこのレンズの特徴で
グルグルボケで有名なロシアのヘリオスと
良い勝負をしますね。しかもこっちはf1,2ですし。
撮影途中に気が付いたのですが、このアダプターだと
無限遠が出ませんでした。ロックリングが回らないことで
しっかりと装着出来てないのでしょう。
FD-NEXアダプターであってFLレンズの装着は
想定されていないのかもしれませんが
相性という可能性も捨てきれません。
別のアダプターを購入して再挑戦したいと思います。
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