電車でこの駅に降りるのは数十年ぶりです。
何年か前に「駅舎が無くなって広場になった」
「そのうち駅舎は復元か移設されるらしい」とだけ
聞いていたので、駅を降りたら「なんだ、あるじゃん」と
少しだけホッとしました。
しかし、本来は向こう側が入り口で、
そこの改札を抜けるとすぐに東横線の
「渋谷方面行きホーム」だったのです。
この写真を撮っている地点は東横線の
下りホームだった場所くらいでしょうか。
そもそも住民のほとんどが車を使うこの街で
こんなに改札機を並べて何がしたいんでしょう?
理解できません。大きなお世話でしょうが。(^^;)
この坂は住んでいた頃の家の横の坂の写真です。
電動チャリでもきつい勾配の坂ですが、
ここらへんは四方全部がこんな坂です。
雪が降ると雙葉学園に通うお嬢様が、
坂の上から一番下まで滑り落ちてくる姿が
俳句の季語として登録されるのでは無いかというほどの
日常風景となってました。
なので駅を使う住民は本当に少ないと思ってましたが
改札機がここまで増えたということは、
それなりな人口増加があったのでしょうか。
ついでに懐かしの自由が丘でも降りてみました。
丸井が無くなったり女神像が移動した気もしますが
田園調布駅程は変わっていないようです。
いろいろな人を連れてきては
「モンブランて、このお店から日本中に広まったんだよ」と
うんちく垂れてました。これは「招き猫発祥の地は
今戸神社か豪徳寺か」などの「うちが元祖じゃ!」な
争いはなく、「自由が丘のモンブラン(店名)が
モンブラン(ケーキのほう)の日本での発祥の地と
ウイキペディアにも書かれているので間違いないと思います。
うちの猫が大好きなセブンイレブンの
「イタリア栗のモンブラン」が発売されたのも
元はと言えばこのお店のおかげですね。
そんなことより今回の目的はこのお店です。
「元祖つけ麺大王」こそ我がソウルフード。
これが食べたくてわざわざ自由が丘に下車したのです。
あれ?こんな高級感のある外装に?
もっとギラギラした赤の配色をメインとした
いかにも「大王」って感じの店構えだったのですが
どうしたのでしょう?
東京のあちこちに死ぬほどあった「つけ麺大王」の
直営店舗はとうとうここだけのようです。
マイ定番の「肉つけ」です。
一緒に提供される「スープ割り」のポットから
自分の好みの濃さに調整して一気に食べます。
つけ麺は麺をつけるたびにスープが冷え、薄まるので
スープ割りもそれを考慮し「濃いめ」で始めるのが基本です。
そして久しぶりに食べたつけ麺の味は、、、
いつもどおり「普通に美味い!」でした。
あまりにも馴染んだ味のため、評価できません。
ただ、以前は存在しなかった「平打ち麺」に
トライしたのですが、とても美味しかったです。
ここの麺はレベルが相当高いのですが、子供の頃に
ここの麺で「ラーメン舌」を育んだため他のラーメン屋が
「うちの麺は開花楼に特注だから」とドヤ顔で言っていても
「う〜ん、つけ麺大王の方が美味しい」としか思えませんでした。
自分にとっての「つけ麺大王」は所沢の人の「山田うどん」なのだと
そんな気がします。メートル原器的な存在ですね。
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