ついこのあいだまで、ソニービルのテッペンで輝いていた
SONYのネオン看板がエレベーターを撤去した空間に
縦に移設されています。
銀座の街から忽然と消えてしまったソニービルですが、
実は消えたのは地上階のビル部分だけで
地下は解体ギリギリまで残してありました。
そうです、ギリギリまでのギリギリは今月末まで。
なので地下4階まで全て消えてしまう最後の展示に
行って来ました。
「ソニービル」が解体され「ソニーパーク」に
なりましたが、完全なる「おしまい」は
やはり寂しいものですね。
ソニータイマーなどの揶揄とは無縁の
オーバークォリティ時代の製品はオーラが違います。
ソニータイマーなんて言われ出したのはいつからでしょう?
ウォークマン系は昔使っていた個体を見ると
それを使っていた当時の光景や聞いていた音楽が
鮮明に甦りますね。不思議です。
CD音質をなんとかして車で聴いてやろうと
「カーディスクマン」と「FMトランスミッター」を
買いましたが、当時乗っていた車は
サスをガチガチに固めた車ばかりだったので
音飛びしまくって使えたものではありませんでした。
それでもレコードからダビングしたカセットテープとは
別次元な音質にとても満足してました。
ピアノを弾く耳の良い友人は「ノコギリの刃のように
ギザギザに音が聞こえる」って嫌ってましたが。(^^;)
アイボも揃ってお別れです。
アイボのプロトタイプなども普通に置いてありました。
アイボはモデルチェンジのたびに動物顔に擦り寄って来てましたが
初代のロボットロボットした子が一番可愛い気がします。
ソニーといえば盛田さんですね。
故人のパスポートや筆記具、名刺やIDが
陳列されていました。
ROLEXではなくSEIKOの植村ダイバー、
時計の趣味が素晴らしいです!
これはマキシムの店内の階段の絵ですかね?
それとも有名な作品なのでしょうか。
ここにどんな建物が建つのか、
ソニービルの名前を継承するのかなど
いろいろ気になりますが目が黒いうちに
見られるのか少し不安ですね。
というわけでソニービルさん、一旦終了ですね。
長い間のご活躍、お疲れ様でした!
え?1966年に建った?なんだ年下じゃん。