最近のマイブームは万年筆です。
え?万年筆なんて使わないから興味ないですって?
1億を超える商談の契約時とかに使いませんか?
1000万を超える買い物で小切手を切るときも
万年筆だったら偽造防止になりますよ?
さて、寝言は寝てから言うように、
夢も寝てから見るようにするとして、、、
そうなんです、万年筆なんてまったく使いません。
というか、用途さえ思いつきません。
ほとんどメールで済んじゃいますし、
大切な書類(もちろん請求書!)もパソコンで作成し
プリントして印鑑押せば完成です。
つまり、現代において万年筆なんて不要なのです。
いや、極論すればボールペンどころかシャーペン、
鉛筆さえも不要です。
そんな時代に40年前の万年筆をイタリアから購入する
阿呆がいったい何処に、、はい、ここにいます。
ペリカンの140という小ぶりな品です。
あ、決して高価な逸品などではありません。
これには過去の思い入れがありまして、
中学だか高校だか忘れましたが、入学祝いとして
緑縞のペリカンをいただいた記憶があります。
が!ガキンチョなので速攻で無くしてしまい、
「書きやすいけどインク入れるのも面倒だし、
デザインがオッサン臭いし、まあいいか。」と
ボールペンやシャーペンで満足してました。
そして万年筆を何本か「遊びで」使うようになり
「そういえば、貰ったあのペリカンは、、、」と
郷愁と罪悪感に浸りながらネットを見ていたら
イタリアで売りに出ていたという訳です。
当時はあれだけめんどくさがっていた
インクの吸引作業ですが、、、
今はメチャメチャ楽しいです。
もう、ガキンチョじゃないので
指も「それほど」汚しませんし、
インク瓶も倒したりしません。
ペリカンのマークが消えかかってますが、
これもまた「良い味」となってます。
ペン先は現代ではほとんど見かけない
DFという転写紙に使えるくらいの
硬さです。アルファベットしか書かない国の
人には想像できないと思いますが、
手帳に漢字を書き入れるには最適だと思ってます。
さてさて、いろいろなメーカー、
いろいろなペン先の万年筆が揃ってきました。
え?さぞかし達筆??
いや、悪筆なんです。
悪筆なんて書くと謙遜が入ってる気がするので
ガキンチョが書く下手な癖字が正確かもしれません。
それでもまだ美化してる気がします。
「弘法筆を選ばず」とはよく言ったもので
「弘法じゃないから筆選びまくり」なんです。
1本50万円オーバーの限定品万年筆とかも
いいなあとは思いますが、最近は宝くじも
外してばかりですし、それを使って
ガキンチョ文字を並べるのも如何なものかと。
ペン習字は「脳の活性化、老化防止」に
とても有用だということなので、
今のところ相方も文句を言ったりしません。
「日ペンの美子ちゃん」に
40年遅れでレッスンをお願いするのも
アリかもしれませんね。