2022年8月29日月曜日

抗体検査キットで陽性反応が出たら 救急車内で監禁生活スタート

 陽性反応が出たらかかりつけ医に連絡するとか発熱外来に電話するなど

いろいろな選択があるのですが、いくら待ってもつながりません。

そこで相方が東京都発熱相談センターに電話するとつながりました。

https://covid19.supportnavi.metro.tokyo.lg.jp/service/EDp1nr1qF93oYS5J

東京都発熱相談センター


相談すると過去の病歴や体温を聞かれ、さらに

パルスオキシメーターの酸素濃度を聞かれます。

ようやく我が家のパルスオキシメーターの出番が来ました。


この「91」という数値を告げると
「至急救急車を呼んでください」と言われ消防にTEL。
3分くらいで救急車のサイレンが聞こえます。

家の前に横付けした救急車に乗せられますが、動きません。
どうやら「UMEのかかりつけ病院」と交渉してくれています。

この病院は「成人病の総合問屋」と言われるUMEの
提携先と言っていいほどのお得意様のはず、
なんのための「かかりつけ医精度」だよ、
一つ返事で受け入れろや〜と心の中で悪態吐きながら
救急車の発車を待ちます。



その間に救急隊員に説明されたのが

「診てくれても入院は別の遠い病院になる可能性があります。
そこまでは搬送しますがそこからの帰宅は自費となります。
公共交通の使用禁止なのでご家族の運転する車か
高額な医療用タクシーを使って帰ることになることをご了承ください。」

ありがとうございます。もちろんです。

病院側もようやく救急隊員の説得に応じたらしく
「OO病院さんが診てくれるので搬送します。」と
スタートです。といってもかかりつけ医なので
徒歩圏内の距離です。歩いて帰ることも想定しました。

このあと病院の前に横付けした救急車から一歩も出してもらえず
1時間近く待ってようやくPCR検査担当?の疲れ切った
表情の看護師さんに救急車のなかで鼻の奥まで綿棒をくりくりされ、
そこからさらに検査結果が出るまで救急車に40分監禁。


PCR陽性をヘロヘロな看護師さんが伝えに来てくれる頃には
救急車内のストレッチャーに横たわっているだけなのに
UMEもヘロヘロです。そしてUMEや看護師さんよりも
ヘロヘロというよりボロボロなドクターが30分後に
登場し救急車内で3分診療。

持病や基礎疾患を鑑みてドクターに入院治療を勧められましたが
この病院にベッドの空きはなく、受け入れ先不明です。

これからヘロヘロな救急隊員が入院先を探してくれるのでしょうか。
かれこれ救急車監禁3時間となります。逆に言えば救急車1台と救急隊員2名を
こんなデブのために3時間も占有されてることになります。

その頃には酸素濃度も94程度まで回復していたのと
たぶん相方が救急車の外の路上に立ち、青い顔をして「今か今か」と
ハラハラ待機していることでしょう。

そこで自宅療養の許可をもらい、ようやく救急車外のシャバに出ます。

あれ?いまかいまかと手に汗を握りながら待ち侘びているはずの
相方が見当たりません。あれ?

電話するとすぐに出ます。
「今どこ?ようやく救急車から出られたんだけど」
「ん?今?家でご飯食べてる。歩いて帰れる?」

30年近く一緒にいると、こんなもんですよね。



知ってた。







0 件のコメント:

コメントを投稿