ウクレレネタといえば、先日購入したカマカのウクレレも少し。
カマカと言ってもKeiki KAMAKAです。
ソプラノサイズ、艶ありゴールドラベルで
ハワイアンハンドメイドの文字が入っているタイプなのですが
「keikiは一部が日本製」「いや全部日本製」
「ハワイアンハンドメイドが入ってるのはハワイ製」
「んなことはない。全部日本製、茨城産」
などと謎の多い「カマカ ジャパン」が関係した
ウクレレです。1963年から5~6年だけ作られたウクレレ で
KAMAKAではなく、こちらを探しているマニアも
少数ですがいらっしゃるようです。
モデル名はKK13だと思うのですが、
このステッカー以外にモデル名を表すような
刻印や書き込みなどはありません。
状態は、50年以上前のウクレレということを考えれば
ミントコンディションと言っても過言では無いかも
知れないというのはちょっと言い過ぎってほどでもないです。
角のスレなどはありますが、傷らしい傷が無い楽器は
我が家ではこれだけですね。
ウクレレは前回のLOW-G化以外は
この弦に統一してます。
3弦(C弦)だけが酷いフレット音痴(で「なんじゃこりゃ」と
悩んだ結果、ナットに入れなくて浮いている状態でした。
前のオーナーはミディアムゲージを張っていたようですが
フレット音痴解消のため、ライトゲージを張ってみました。
ビンテージウクレレにカーボン弦を使用する場合は
テンションを弱いものを使用しないと
ブリッジが剥がれるという恐ろしいことになりかねません。
結果、大正解です。見事なくらい正確な音程となりました。
やはり日本製(?)は優秀ですね。
黒くコーティングでもしたのかと思ったほど
黒化したフレットを、丁寧に磨いていきます。
1200番のペーパーですり減らないように優しく優しく。
そのあとは目を細かくしながら仕上げていきます。
仕上げにダダリオのレモンオイルを指板にたっぷり
染み込ませます。(写真は作業途中のビフォーアフターです)
あとは乾くのを待って、弦を張って完成です。
Keiki (ハワイの言葉で子供を意味するそうです)とはいえ
サイズ的には普通のソプラノサイズですし、
音質も乾燥しながら甘い音とでもいうのでしょうか。
寝坊した休日のお昼に、部屋着のままベランダで
ポロポロと鳴らすのに最適な音を
小さなボディに似合わない音量で鳴ってくれます。
ただ、ソプラノを綺麗に鳴らすにはダイエット必須です。
そうなんです、
デブは指まで太るのですよ。
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