2017年7月27日木曜日

デルタ万年筆のサック交換とか

ハーレー万年筆が増えました。

今から20年以上前の品物で
しっかりとパーツナンバーまで記載されてます。

イリノイ州のハーレーデーラーが主催した
「ポーカーランの景品」という話ですが
某フリマサイトにて入手です。

インクを入れた形跡も無い「未使用デッドストック」という
やつでしたが、普通にインクをセットすると
何事もなくスルスルと書けました。

万年筆ってもらいっぱなしでインクも入れない人が
多いんですよね。それで何十年後でも書けちゃうのが
素晴らしいんです。

う〜ん、かっこいい!


しかし!
UMEの愛する「デルタ万年筆」は
そんな甘々ではありません。
これはデルタのボタンフィラー式で
100本限定の貴重な商品です。
しかも未使用品!

定価は10万円以上という価格設定。

それなのに、使っているゴムサックの品質が
酷くて数年で劣化するというイタリア品質です。

でも大丈夫!
イタ車、イタバイクを所有するという苦行を
乗り越えたUMEは悟ってます。

「新品で買って壊れる部品は、買い換えても壊れる」
という真実です。

ごく当たり前の事なんですが、
このことに気がつかなかった頃に乗っていた
フィアットX1/9とか中免ドカとかには
ケチョンケチョンな目に遭いました。
おかげで「デロルトキャブはお友達」ってくらい
精通しましたが(^_^;)

そして今のベスパに関しては
「壊れた部品は全て日本製かインド製に交換」
で乗り切ってます。

さて、万年筆に戻りますが
デルタのサックも純正ではなく
「シリコンゴム製品」に交換です。

これはヤフオクやeBayで簡単に入手できます。

あとは長さを合わせて切断し、
シュラックという接着剤をつかって
くっつけるだけなのです。
あとはバネ板の方向を間違えずに入れて
組み上げれば完成!

これで30年くらいは交換不要だと思います。

それにしてもデルタ万年筆の美しさといったら
半端無いです。

一番オーソドックスなタイプです。
ドルチェビータミディアム

少し細いタイプです。
ドルチェビータスリム

木製です。
シーウッドコレクション

一番好きな、見ているだけで
明るい気分になれる品です。
(大きすぎて使い辛いのが難点ですが)
ドルチェビータオーロ バーメイル
ピストンフィリング

クリップのところに魔除けの
ラッキーチャームが入ってます。
ウエイ スモルフィア

無くしちゃった場合は
これだけ買えるそうです。


人前で使う時は、
「つい小指を立ててしまう」ような
鮮やかなピンク色が堪りません。
クリアシックコレクション

ディスコのミラーボールをイメージした
天冠という、訳のわからないデザインですが
アイボリーがとても良い感じです。
アンニ セッタンタ

デルタは普通に14金のペン先から18金
ステンレス、そして18金と鉄のフュージョンという
いろいろなバリエーションがあるのですが
どれも素晴らしい書き味に驚きます。

某二大ドイツメーカー製では考えられません。

これはひとえに日本の輸入元であるダイヤモンド社の
Nさんの厳重な検品調整の賜物だと思われます。

さて、そろそろシュラックが乾いた頃かな?





















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