2017年2月9日木曜日

LEITZ SUMMITAR 50mm 1948年に製造されたズミタール


さて、ズミタールです。
人によってはズミターと呼ぶ人もいますが
ライカの標準レンズでは人気の低いレンズで
ズマールほどではありませんが
とても手頃な価格で入手できます。

こういう情景を描写するにはピッタリな
70歳のおじいさんですが

現代的でクールな街並みもこなします。

同じ焦点距離、同じF値のレンズは
百万円のアポズミクロンが現行品ですが
70年前のズミターは、現代の値段に換算すると
三百万円くらいな感覚でしょうか。

このグルグルボケと背景のビルの溶け方は
現代では考えられないほどの欠点レンズかも
しれませんが、この崩れ方は現代レンズには無い
味わいとも言えるでしょう。

逆光でフレアをいれても十分にコントロールできる
レベルです。撮ってその場で再生し、フレアの影響を
加減しながら撮る方法はフィルム時代の
レンジファインダー機では考えられない手法です。

最短距離は昔ながらの1メートル。
被写体に失礼の無いギリギリの距離感で好きです。
とおりすがりのワンコさんに噛まれない
ギリギリの距離感でもありますね。

こういった日常の光景も
腰の強い描写をしてくれるのが
ズミタールです。

腰といえばラーメン、博多らーめん由丸で
チャーシューメンにキクラゲ増し、海苔明太ご飯セットを
いただきます。本場博多ラーメンのように
カウンターの裏側に豚の死体が転がってるような
ラーメンスープどころか店中が屍臭い本場そのままの
お店と違い、店の中もスープも臭みの全くない、
UMEの好きなタイプの博多ラーメンです。
現地の人には「こんなん、博多ラーメンじゃなかとよ」と
言われそうですが。


















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