近所の道端でいつも日向ぼっこをしているアメショーは
みんなのアイドル的存在でした。
アスファルトと同系色の毛色なくせに、
道路で堂々と日向ぼっこをしたりする
命知らずなアメショーでしたが
とうとう車に轢かれて逝ってしまいました。
そばに寄ると、足元に纏わり付いて
しゃがむことを要求。
しゃがんであげると前足を膝に乗せ
「乗っていい?」と目で訴えます。
そして、、、、
よいしょ、よいしょと登ってきては
ゴロゴロ喉を鳴らしながら
熟睡してしまいます。
人懐っこさと毛並みの良さから
近所の飼い猫だとは思ってましたが
首輪もなく、道路の真ん中で寝ている時もあり
飼い主への批判も込めて
「野良アメショー」と呼んでました。
いつも座っていたところは
ミニ葬儀場と化していて
いかに街のみんなに愛されていたかがわかります。
人間の現場よりも豪華です。
現場のメモ書きで初めてこの子の名前が
「キヌちゃん」だと知りました。
寂しい秋です。