防湿庫の奥に大切に保管されているM8を
衝動的に使いたくなりこれまたほとんど使っていなかった
古いエルマリートとペアで引っ張り出しました。
ライカM8のバルナックライカを彷彿させる甲高いシャッター音は
ポートレート撮影に関しては撮影される側の人にとっては
「撮られるタイミングが掴みやすい」と
好評なのですがストリートスナップには不向きですね。
とりあえずM8リハビリは上野からです。
こういうスコーンとした青空の抜け感も今は無き
KODAK製CCDの惚れ惚れポイントですし、
壁の石のシャープな描写はローパスフィルター無しで
IRフィルター極薄!という英断(?)の結果かもしれません。
そのせいで、増毛やカツラがマゼンタになったりして
困らされたりしたのですが。赤紫ファッションも大流行。
まるで秋のようなホワイトバランスはランダム出現です。
オートホワイトバランスの暴れん坊も懐かしい(; ・ω・)
Sどんの愛犬は「つん」という名前だそうです。
Sどんのネーミングセンス、けっこう好きかも。
上野公園でたまに遭遇する「水で動物を描くおじさん」の
パンダです。消えてしまう芸術作品ですが、見事ですね。
過去の写真を見てもM8で撮影したものはすぐに
わかります。
そういえば2010年の6月に歌手の西城秀樹さんを赤坂のホテルの一室で
インタビュー撮影させていただいたのもこのライカM8でした。
ついこの前の様な気も、ずっと昔の気もします。
その写真をお気に召されたのか「また撮ってよ」という
お話を頂いたのですが、こちらの体調が壊れて叶わず
翌年には西城さんが脳梗塞再発ということで2度目の
撮影は永遠に叶わないものとなりました。
今でも心残りとなっております。
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