2018年8月7日火曜日

イトーヨーカドーの電動自転車、サイクーを買う。その値段、サンキュッパ。

10年近く前にアマゾンで買った中国製ビーチクルーザーをアッチを換え、こっちの部品も交換してと、騙し騙し使って来たのですが、とうとう修理不可能状態になりました。

そこで色々と物色していたのですが、そんなところに想定外の「電動自転車」という選択肢が出てきました。



三万九千八百円!サンキュッパ!
何と言っても値段です。この値段には正直、驚きました。
電動自転車用のバッテリーでさえ2万円くらいするのに、いくらコストダウンをしてもアマゾンの怪しい中華電動自転車とは違い、イトーヨーカドーのブランドで売り出すのですから粗悪品を売るわけにはいきません。儲け度外視の「戦略的価格」という感じです。


近くのイトーヨーカドーアリオが取り扱っているのを知り、相方にとりあえず見に行ってみようと提案したのですが、、、
「電動自転車はまだまだ必要ありません。電動じゃ運動になりません」とけんもほろろです。取りつく島もありません。

そこから数日かけての説得工作にて「とりあえず見るのはタダ。見に行くのは良いでしょう」となり、アリオ亀有にGOです。

おお、ありました。あまりにもヒッソリと置いてあるので通り過ぎてしまいましたが発見です。まったく宣伝する気もなさそうというか、売る気がない雰囲気です。不動産屋で言うところの「囮物件」的な立ち位置なのでしょうか?

隅々までチェックしましたが、粗悪な部品は使われていないどころか結構しっかりしてます。タイヤも27インチなので電動アシストが無くてもスイスイです。

相方も思っていた以上の質感になんと無く「これ、お得なのでは?」と思っているようです。しめしめ。

即決です。その場で「これください、包まなくていいです。乗って帰ります」でした。
店員は「これ、1万円プラスで前のカゴと泥よけがつきますけどどうします?」とすかさず抱き合わせセールストークです。泥よけとカゴで1万円アップ?ありえません。「両方、持ってるんで要りません。」と丁重にお断りさせていただきました。

いかにイトーヨーカドーとはいえ、自転車を買うのは閉店間際の半額のお惣菜を買うのとは訳が違います。防犯登録をして、しっかりと納車整備をしてからのお渡しだそうです。
盗難保険も1年間付属しており、盗難にあったら半額負担で新車が買えるそうです。

ここで車やオートバイのユーザーなら皆考えるのは「納車整備っていくらかかるんだろう?ボッタクられるのは嫌だから断って自分でやろうかな」ということですよね?

しかし自転車は無料でした。防犯登録代という名目の「警察の天下り団体応援代金」を五百円盗られましたが。

ここで大きな問題に直面です。
なんと、アリオまで愛車i3で来ていたのです。i3にフルサイズの自転車は載せられないし、i3を置いては帰れないし、相方はi3の運転に慣れてないし。

最終的には「目の前で衝動買いされて、不機嫌max」な相方に乗って帰るようにお願いしました。「電動自転車」というものに嫌悪感さえ抱いている相方は「i3を運転して帰るか電動自転車に乗って帰るか」の選択を迫られて、それはそれはご機嫌悪うございました。


もちろん同時にスタートすれば自動車の方が早く帰宅できるので、自宅で相方の帰りを待っていると、颯爽と爽快な顔をした相方が戻って来ました。

「これ、スイスイです!超ラクです。ちょっと踏むだけでガーッと進みます!」と興奮気味でさえあります。お気に召していただけてなによりです。

コントロールパネルはこんな感じです。アシストパワーも3段階で選べます。
標準モードでも30キロは走れるのでバッテリーも合格です。
坂道を歩くより遅い速度で立ち漕ぎしている若者の横を、座ったままスーッと抜き去る快感、たまりませぬ。(^^)

バッテリーはもちろん取り外して部屋で充電することもできますが、
この状態でもコードを繋いで充電できます。バッテリーの鍵と自転車ロックの鍵は同じもので兼用しているのでとても便利です。あれ?もしかして当たり前ですか?

手持ちのカゴとリアキャリアを兼ねた泥除けを装着しました。
そしてポケモンマスターに必須な
スマホホルダーもハンドルに装着です。

こうやって少しカスタマイズされた我が愛車なのですが、まだほとんど乗れていません。

なぜならこの自転車の爽快感を知ってしまった相方が「通勤快速」としてお召し上げとなってしまいました。
まあ、最近の炎天下の中ではしかたありませんが。(^_^;)















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